終活には相続を考慮した遺言書作成

子どもが巣立ち、老後の生活を送っている人には終活というのはとても身近なものです。
自分の人生の終わりに向けた様々な活動をしておく、特に遺言書を作成すると、万が一自分が意志を伝えられない状態になっても自分がどうするつもりだったのかを家族に伝えることができます。
それは、相続についてとても大切です。
終活をする中で遺言書を作成しておくことは優先順位の高いことなのです。
もしあなたが相続は法定相続で構わないだろうと考えていたとしても、それは遺言書に書き残すことで家族にとっても納得のいく相続になるからです。
最終的に同じ結論だから良いというものではなく家族間に相続割合の差ができるからこそです。
それを被相続人が望んだのだと分かって受け入れるのと、単に遺言書がないから法定相続になってその割合で相続する事が決まったというのは心情として全然違うのですから。
また、配偶者や子どもたちにしてもみんながみんな心の底から仲良しで上手くいっている家族は少ないでしょう。
法定相続の通りに相続するように考えたなら終活における優先事項としてそれを遺言書に記載しましょう。
相続によって遺された家族が争うのを防ぐために必要なことです。

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